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授業づくりJAPANの「日本人を育てる授業」

わたしたちは誇りある日本人を育てたい。真の国際派日本人を育てたい。

アメリカに占領された日本

◆御礼◆
『授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業』をご注文いただきありがとうございました。
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本の表紙3

◆本書には、授業づくりJAPANが研究実践してきた歴史授業(歴史入門・
古代から現代まで)が、どなたでも追試できるように書かれています。
◆本書をの授業を追試すれば、だれでも、楽しく・心にしみる・感動のあ
る授業ができます。
◆子供たちがよく考え、活発に話し合う授業ができます。
◆クラスのほとんどが歴史好きになり、最後は日本が大好きになります。
◆これまでまったく無視されてきた学習指導要領の教科目標が必ず達成で
きます。用語の暗記や講義一辺倒の授業と決別し、歴史教育の王道に帰り
ましょう。
(小学校の目標)
「我が国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情を育てるようにする」
(中学校の目標)
「我が国の歴史に対する愛情を深め、国民としての自覚を育てる。」

◆また、次のような教科教育を超えたすばらしい効果もあります。
 それは、子供たちが日本人としての健康な自尊感を持つことです。
 自尊感は子供たちの心を安定させ、公共心を育み、学習意欲と向上心
のスイッチを入れます。
 これは学級経営全般に大きな効果があります。

本屋さんでは売っていません
 お求めいただける方は、斎藤武夫(授業づくりJAPANさいたま代表)
までご連絡ください。
 郵送しますので、2000円+送料は後払い(郵便振替)でお願いします。

《連絡方法》 
Facebookでメッセージをください
・または、メールをください。
 saitotakeo@jcom.home.ne.jp
・または、お手紙をください。
 〒337-0041 さいたま市見沼区南中丸230-3  
                          斎藤武夫

《連絡内容》
(1)お名前 
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(4)冊数  
(5)メールアドレス
(6)教員種別または一般の別  


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◆「第5回《教師のための》斎藤武夫先生の歴史授業講座」◆
・本書の全授業を具体的に解説し、より有効な追試を可能にする講座です。
 4月から11月まで、毎月実施しています。

・9月5日(土)12:45~17:00  会場:千葉県船橋市勤労市民センター

 内容:「近代日本の国づくり 2」
   授業42「王政復古と江戸城無血開城 」~授業53「近代日本、国づくりの完成」(12時間分)

・会費:3000円

・講座では資料CD や動画DVDを差し上げています。そのまま授業で使えます。
資料CDは授業で使える画像・文字資料・授業用PowerPointスライド(全授業分)です。
どなたでもすぐに全授業ができます。

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№66
世界の中の日本 13  【 昭和 9 】
「アメリカに占領された日本」


【授業の意図】
・占領された6年9ヶ月の間、日本はGHQ(占領軍総司令部・General Headquarters)に支配され、歴史上初めて国家の独立を失った。その間、GHQは日本の政治を支配し、言論の自由を奪い、大日本帝国憲法および日本が自力で創造してきた民主主義の歴史を否定した。これまで「民主化」と言われてきたことの真実を教える。
・もちろんGHQのやったことの中には肯定できることもあるが、その多くは占領軍の支配がなくても、大正デモクラシーの延長上で到達できたことだった。いまや、GHQ占領時代の否定的側面を教えることが、日本および日本人の未来を切り開くと信じる。それは、これまで日本人に隠されてきたことであり、マスコミと教育によって言論統制されてきたことである。まずは、それを知ることが日本を取り戻すことにつながると考える。

【授業の流れ】

1 アメリカ軍が日本を支配した

『戦争に負けて日本はこうなりました。』
マッカーサーと天皇
【マッカーサーと昭和天皇】
・連合国軍総司令部(GHQ)というが実質はアメリカの単独支配になった。
総司令官はダグラス・マッカーサー陸軍元帥。
『戦争が終わりもう空襲はありません。負けたことは悔しいけれど、悲しいこともいっぱいあるけれど、戦争が終わって国民に安心が戻りました。そんなある日、新聞で日本人はこの写真を見ました』

写真をよく見て、当時の日本人が思ったことを想像してみてください。

・想像したことを発表させる。
【くやしかった。平服のマッカーサー、直立不動の天皇とマッカーサーのくだけた態度】

『戦争に負けたら何をされても仕方が無いと考えてはいけません。戦争にもルールがあったように、国際社会にも文明のルールがあるのです。日本もまたりっぱな文明国です。日本はポツダム宣言の条件を受け入れましたが、それ以外を強制される理由はありません』

2 降伏文書調印と「改革」
停戦協定調印
・1945年(昭和20年)9月2日、戦艦ミズーリ号飢えで日本と連合国とが休戦協定を結んだ。
①日本軍の武装解除。
②日本はポツダム宣言に従う。
③天皇・政府・公務員はマッカーサーの命令に従う。
・調印国:アメリカ・中国・イギリス・ソ連・オーストラリア・カナダ・フランス・オランダ・ニュージーランド
・ポツダム宣言に決められたことを解説する。

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【資料】ポツダム宣言の4つの柱

①日本軍を破壊し、リーダーを追放し、戦争犯罪人を処罰する。
②日本が武力や条約で領土としたところを取り上げる。
③大正時代の民主主義を復活させ、言論表現の自由・基本的人権を尊重する。
④経済は日本が賠償金を払えるくらいに保持する(小さな農業国にする)。

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・解説し、質問を受けながら、降伏条件を理解させる。

『これが日本の降伏条件でした。GHQは日本国民を直接支配せず、日本政府を支配しました。国民には、日本政府があるように見えましたが、すべてはGHQの命令にもとづく政治でした。それが6年9ヶ月続きました。2000年以上の長い歴史の中で、日本が外国に支配されたのはこの占領期間だけです』

・いわゆる「戦後改革」の概要を教える。

①のために行われたこと
・大日本帝国陸海軍は解体され日本を守る軍隊はつくらせなかった。使える兵器はすべて奪われた。
・東京裁判(これは次の時間にくわしく教えます)
・公職追放(日本のすべてのリーダーは追放された。公務員・教師・マスコミなどには、GHQの言うことを聞く人しかなれなくなった)
・日本国憲法(若いアメリカ軍人-法律の素人-が2週間で、コピペで作った憲法。日本は自衛権もなくなった。天皇陛下が君主(象徴)だが、「国民主権」とあり、立憲君主制と共和政がごちゃまぜだった。非常事態を想定していないから国家の危機には対応できない。アメリカの悪意のためたくさんの欠陥があり「憲法改正」が急がれる)

②のために、日本の領土は、九州・四国・本州・北海道と周囲の島々だけになった。

③のために行われたことの多くは、大正時代から日本が準備してきたことだった。
すでに閣議も通っていたこと(婦人参政権・農地改革・労働組合など)がある。
教育のアメリカ化がすすめられ、治安維持法が廃止された。このため共産主義者がGHQと手を組んで日本を滅ぼそうとし始めた。そのために日教組がつくられた。

④のために財閥解体が進められた。研究施設や工場が破壊され、多くの機械がスクラップにされて中国や米英蘭の植民地に送られた。日本の工業はつぶされるところだった。
・その他、国号は「日本国」になり、国旗「日の丸」と国歌「君が代」は禁止された。
日の丸
【掲揚を禁止された日章旗】
代用商船旗
【代用商船旗】

3 アメリカ軍の占領目的を考える
『GHQは民主主義・自由主義と言いながら、実際は軍事力で日本を支配した独裁権力でした。これは軍隊の権力ですから、占領日本はまさにアメリカ軍国主義に支配された国でした』

GHQ権力が軍国主義だったことをはっきりと示すことがあります。それは自由で民主的な権力なら平常時にはやらないことをやり続けたからです。それは次のどれでしょうか?
 A 検閲   B 国民へのスパイ行為  C 政治宣伝(プロパガンダ)



・意見分布を調べる。
【正解は、A・B・Cのすべてです】

『では、それぞれの実態を調べていきましょう』

(A)検閲(メディアを支配する)
GHQに消された本
【GHQに消された本】
・新聞・雑誌・本など、すべての出版物を検閲し、GHQが禁止した内容が活字になるのを許さなかった。ラジオも。また図書館からたくさんの本を盗み出してこの世から消した。

・戦争中に軍も検閲をしたが、それは日本が勝つためにマイナスになることを国民の目に触れさせないためだった。それも、活字の部分を×(伏せ字)で埋めて、読者には検閲が行われたことを教えていた。

・しかし、GHQの検閲は、すべて秘密にされ、消された文は別の文で埋められ、消された記事はすべて別の記事で埋められた。読者には検閲が行われていることがまったくわからなかった。国民がそれを知ったのは、江藤淳『『閉された言語空間 占領軍の検閲と戦後日本』(文藝春秋・1989)によってだった。占領が終わって40年もたっていた。

『GHQは次のような真実を話したり書いたりすることを禁止しました』

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【資料】GHQの検閲指針(具体例を示したもの)

★日本人が以下のことを話したり書いたりすることを禁止する。
・GHQが天皇陛下の命を人質にとって日本を支配しているという真実。
・東京裁判は不公平で正しくない裁判だという真実。
・日本国憲法はアメリカ人が書いたという真実。
・GHQが検閲・盗聴・手紙の開封・ウソの宣伝をしているという真実。【消された文章】
・連合国も原爆投下や市民の大量虐殺などの戦争犯罪をおかしたという真実。
・中国軍が残虐なことやウソの宣伝をしたという真実。
・朝鮮人が犯罪や暴動を起こしているという真実。
・満洲にいた日本人を虐殺したりしたという真実。
・連合国が世界の有色人種を植民地支配し虐殺していたという真実。
・自由主義アメリカと共産主義ソ連が冷戦を始めているという真実。
・日本の戦争は自衛戦争であり、アジア解放という意味があったという真実。
・日本は神話の時代から続く天皇中心の国であり、誇らしいという真実。
・日本軍には武士道の伝統があり、とても強かったという真実。
・日本の文化や歴史がすばらしいもので、世界に誇れるという真実。
・大東亜共栄圏は「アジア人のためのアジアをつくろうとした」という真実。
・当時起きていた植民地の独立戦争の真実。
・その他、日本はいい国だということなど。
・戦争犯罪人にされた日本人は無罪だと弁護すること。
・アメリカの兵隊が日本女性の人権を侵し乱暴をしたという真実。
・闇市を朝鮮人が不法に支配しているという真実。
・占領軍の兵士がたくさんの犯罪をおかしているという真実。
・日本人の多くが飢えに苦しみ、餓死者がたくさん出ているという真実。
・「GHQの支配は間違っているから反乱を起こそう!」とよびかけること。
・GHQが禁止していることを報道すること。
GHQの検閲
【GHQの検閲の例】

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・占領時代は真実を言ったり書いたりする自由がなかったことがわかる。
占領下の日本には言論の自由・表現の自由が無かった。これはポツダム宣言に明白に違反している。
最もかんじんな自由(人権)が否定されているのだから、このとき日本には民主主義・自由主義はなかったのである。だからこの時代に進められたことを「民主化」というのは正しくない。

『これらの真実を言ったり書いたりすることはすべて禁止され、きびしく監視されました。違反した新聞社や出版社は発行禁止にされ、大変な損失になるので、朝日新聞や岩波書店など日本の新聞や出版社はみなGHQの言うことを聞き、自分から進んで、禁止されたてしまった真実を国民に伝えないようになりました。これを自己検閲と言います』

(注)GHQはある時期から検閲を事前から事後に変えた。これがメディアによる自己検閲の始まりだった。事前検閲なら命令されたところを削除して入れ替えればいい。しかし、事後検閲で違反を問われたらどうなるか。発行停止になる。これが続けば会社の経営は持たない。そこで、メディアは米軍の先回りをして自己検閲し、その自己検閲はGHQの検閲よりも過剰なものにななっていった。

 このなかには今でもメディアの自己検閲が続いていて、テレビでは報道されず、新聞記事にもならないものがあります。また政治家が言うとメディアが騒いでその政治家や役人がクビになってしまうものがあります。たとえばどれでしょうか? 探してみましょう。

・発表させる。
【東京裁判への批判、歴史の真実を言うこと、日本は言い国だと言うこと、中国・韓国への批判など】

 この点ではまだ日本がアメリカ軍(連合軍)に支配されている状態であると言える。


(B)日本国民へのスパイ活動
・毎月400万通の手紙を湯気で開けて読み、また封をして送った。
・毎月2500件の電話を盗聴した。
・それでチェックされたGHQに都合の悪い人物は追放された。
・これを手伝って高給を得ていた日本人がいたことを教える。
同胞を検閲した日本人
【GHQに雇われた日本人が手紙を開封してスパイした。皇室の手紙も例外ではなかった】

(C)政治宣伝(プロパガンダ)・・・4つの日本人洗脳作戦

『検閲とスパイだけではありません。綿密な作戦を立てて日本人洗脳作戦を実施しました。洗脳とは「brainwashing」の翻訳です。中国共産党が拷問・薬物・精神的圧迫などでアメリカ兵や日本兵の記憶を消したり違う記憶を植え付けたりして共産主義を信じさせ、スパイや工作員に使いました。この作戦では、それをアメリカ軍がまねたのです』

・資料を読んでアメリカの作戦を知りましょう。

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【資料】アメリカの四つの政治宣伝(プロパガンダ)

政治宣伝①「太平洋戦争史」
 アメリカが書いた「太平洋戦争史」を新聞に連載した。
 まず「大東亜戦争」という正しい戦争名を消した。
 そして、この戦争は日本が一方的に悪い軍国主義で、アメリカは正義の自由民主主義で、悪いことはみな日本軍、いいことはみなアメリカ軍という歴史でした。
 そんなのにだまされるもんかと笑うかもしれませんが、検閲のために日本人は7年間も太平洋戦争史しか読めませんでした。
 日本の言い分は7年間どこにもありませんでした。
 どうですか、皆さんの教科書には「大東亜戦争」と書いてありますか?
 「太平洋戦争」と書いてありますか?
 アメリカの作戦は成功し70年後の今も日本人の洗脳はとけていません。

政治宣伝②NHKラジオ放送「真実はかうだ(こうだ)!」「真相箱」など
 GHQの指示で台本も書かれ、すべて日本軍が悪かったことにされていた。
 太平洋戦争史よりはどぎついドキュメンタリー調でつくられ、人物の会話でわかりやすく伝えられた。
(番組の例)
「日本人は大本営や軍部に巧みにだまされて、戦争に駆り立てられたのだ。 米国はこの気の毒な日本人を救うために、日本の軍部を叩きのめして、いかにこの戦争が無益なものであったかを思い知らしめるために、止むを得ず原子爆弾を使わなければならなかった。 従ってすべては日本の軍部の責任であり、憎むべきは日本の軍部であることを、 日本人は今こそ自覚しなくてはならない・・・・・・」
 これでわかるように、軍部が悪かった、国民とアメリカは悪くない。国民は一方的な被害者なんだから日本軍を憎みましょうという作戦だった。当時の国民は全くだまされなかったが、この考え方が学校で教えられ、マスコミで流され、真実を知る国民は歳をとって死んでいきました。
 テレビも新聞もいまはこの番組と同じ報道をしています。
真相箱と太平洋戦史
【「真相箱」の台本と「太平洋戦史」】


政治宣伝③東京裁判
*これは次の授業でくわしく取り上げます。

政治宣伝④教育による洗脳と支配
 GHQがいちばん重視した日本人洗脳作戦は「教育改革」でした。
 子供がやがて日本国民になるからです。
 戦争が終わって子供たちは勉強に飢えていました。
 子供の心もノーミソもまっさらでした。
 教えられたことは砂にしみこむ水のように効果的に身につきました。

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日本の学校で教えることを禁じられたこと・言葉
スミ塗り教科書
 【GHQの教科書ができるまでの間使われた墨塗り教科書】
・禁止され言葉や表現を墨で黒く塗り、読めないようにした。

[言葉]
「神の国日本」「国家」「わが国」「愛国心」
「明治維新」「吉田松陰」「東郷平八郎」「豊臣秀吉の統一」
「大東亜戦争」「英霊(えいれい)」など戦死された方を尊敬する言葉、
「日本の美しい自然」「美しい日本人」など日本をほめる言葉など(教科書を墨で消された)

[こと]
日本の神話、神社への寄付、国旗「日の丸」、国歌「君が代」、映画「時代劇」、歌舞伎(かぶき)
日本のために戦死した方の冥福(めいふく)を祈る式をすること、
学校で整列すること、「起立・礼」の号令、整列して行進すること、
道徳の授業、日本歴史の授業、
柔道・剣道・薙刀(なぎなた)の授業、
アメリカ兵の犯罪があると教えること、占領軍の批判、占領軍が政治を決めていると教えること、
東京裁判の公正でなく裁判ではないと教えること、
原爆や東京大空襲などアメリカ軍の戦争犯罪についてのあらゆる事実を教えること、など。

[日本の学校で教えることをすすめられたこと]
天皇陛下を批判すること、目上の人を批判すること、先祖を批判すること、
日本を批判すること、日本の歴史を悪くいうこと、日本文化は封建的で遅れていると言うこと、
日本のために戦って命を落とした英雄(英霊)を悪く言うこと、等々。

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 歴史や道徳(修身)を教えることは禁止されました。
 道徳はいまでも教科ではありません。
 また、天皇陛下を尊敬することも禁止しました。これも今でも続いていて天皇陛下を「天ちゃん」と言ったり、「天皇」と呼び捨てにしたりしている先生方が小中学校にはたくさんいます。 
 これまで日本の歴史を学んできた皆さんはその間違いがよくわかると思います。

 また、国旗・国歌を憎んでいる先生もいますね。
 卒業式に日の丸を掲げない学校や君が代を歌わない学校があるそうです。
 すべて占領軍の洗脳がとけず日本人ではなくなっているのです。
 ほかにも、すばらしい日本の自然や偉人、日本の文化を教えることも禁止されたのですね。
 とにかく日本はいい国ではなくダメな国と教えるしかなさそうです。

 こういう教育を受けた子供が有権者になる教育を、日本はもう70年間もやってきました。
 GHQの作戦が見事に成功しましたね。(資料終わり)

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・最後に次の発問をする。

アメリカは7年間の占領時代、実はまだ戦争は続いているのだと考えていました。ですから、このA(検閲)、B(スパイ)、C(政治宣伝・教育支配)の3つは日本占領という「第2の戦争」に勝利するためのアメリカ軍の大作戦でした。
アメリカはこの作戦で日本および日本人をどうしようとしたのでしょうか?
日本人がどうなればアメリカの真の勝利なのでしょうか?
ノートにまとめてみましょう。


・ノートに書かせ、発表させる。
・以下の資料でアメリカの日本弱体化作戦の内容を教える。

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【資料】WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)

「日本人に、この戦争に対する罪の意識を植え付ける洗脳作戦」、
目的は「誇り高い日本人の精神を次のように弱体化すること」でした。

【この作戦で洗脳された日本人の心】
戦争はすべて日本が悪かった。
日本軍だけが残虐なこと・悪いことをした。
アメリカや中国やソ連は正義の国だった。
ほんとうに世界人類に対して申し訳ないことをしてしまった。
原爆を落とされてもしかたがない。
原爆や東京大空襲は日本軍のせいなのだから、敵ではなく日本軍を批判すべきだ。
戦争以外でも、日本は本当にダメな国だ。
日本文化なんて封建的で遅れている。
日本人に誇れるものは何もない。
だから日本には侵略され、攻撃されても、戦う権利もない。
これが平和主義だ。
悪い日本が戦争しなければ世界は平和なのだ。
もし攻撃されたら、日本人は死んだほうがいい。殺すより殺されたほうがいいのだ。

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『アメリカの日本占領作戦は、日本人にこのような罪悪感と反日的な心を育て、次のような作戦目標を完璧に実現することでした。』

日本を二度とアメリカと対等な国にしない。弱い勇気のない卑怯な日本に改造する。

・感想文を書かせて授業を終える。
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